【イルルカSP】個体値厳選の解説とやり方

【イルルカSP】個体値厳選の解説とやり方

ドラゴンクエストモンスターズ2 イルとルカの不思議な鍵SPの個体値厳選の解説とやり方についてです。本記事では野性のモンスターをとっ捕まえて厳選する方法ではなく、あくまの書と黙示録による配合を使った方法について紹介します。

配合でステータスの上下幅を変更する方法になるため、どちらかというと厳選というよりは個体値の調整と言った方がしっくり来るかもしれません。

スポンサーリンク

イルルカSPの個体値についてざっくり解説

そもそも個体値とは

イルルカSPでは全く同じモンスターをレベルMAXにして比較してみると、ステータスに差が出る事がちらほらあります。例えば片方は守備力が妙に高かったり、片方はかしこさが妙に低かったりなどなど。

なぜそうなるのかというと、モンスターにはそれぞれのステータスに個体値というステータスの上限値と下限値を決める内部ステータスが設定されているからです。

そしてこの個体値はモンスター捕獲時にすでに割り振られているのですが、配合によって親の個体値を子に継承させることもできます。

個体値のルールについて

個体値は配合によって継承しますが、個体値には以下のようなルールが存在します。

  • 個体値が上がると他の個体値が下がる。
  • 父親(♂)と母親(♀)で継承する個体値が異なる。
  • 個体値の継承には順番がある。

それぞれ深堀していきます。

個体値が上がると他の個体値が下がる

例えば攻撃力の個体値を上げると、同じ分だけ攻撃力以外の個体値が下がります。全てのステータスの個体値を上限まで上げる、みたいなことはできません。

3つのステータスの個体値を上限まで上げると、他の3つのステータスの個体値は下限になります。

父親と母親で継承する個体値が異なる

配合によって個体値を子に継承させるとき、父親と母親で継承できる個体値が異なります。

父親(♂)からはHP・攻撃力・素早さの個体値しか継承されず、母親(♀)からはMP・守備力・かしこさの個体値しか継承されません。

個体値の継承には順番がある

最後に、個体値の継承にはステータス毎に順番が決まっています。

かしこさ→素早さ→守備力→攻撃力→MP→HPが継承の順番です。

この順番は個体値を操作する上でとても大事なので覚えておいてください。

スポンサーリンク

イルルカSPの個体値調整のやり方

まずは個体値を0にする

個体値は内部ステータスなので、正確な数値を見て確認する事ができません。なので、まずは全てのステータスの個体値を0にします。

全ての個体値を0にするには、個体値が0の♂と♀をそれぞれ個体値を調整したいモンスターに配合することで、全ての個体値を0にすることができます。

【イルルカSP】個体値厳選の解説とやり方

個体値が0のモンスターは、配合時に追加で生まれたあくまの書系モンスター・鍵のクエストなどで貰ったモンスター・卵から生まれたモンスターなどです。

あくまの黙示録を配合する

~の黙示録系のモンスターなら何でも良いのですが、ここでは便宜上あくまの黙示録で統一しますね。

配合時に追加で生まれるあくまの黙示録は、あくまの書と違い全てのステータスに上限or下限の個体値が割り振られています。そのため、個体値0のモンスターに~の黙示録を配合することで、上限or下限の個体値を個体値0のモンスターに継承させる事ができます。

最大で3回、あくまの黙示録を配合する

個体値0のモンスターにあくまの黙示録を配合した場合、1度目の配合で継承できる個体値は最大で2つまでになります。

なぜかというと、個体値は上がった分だけ下がらなければならないためです。

片方の親から継承できるステータスの個体値は3種類までであり、あくまの黙示録は個体値が上限or下限しかありません。よって、1回目の配合において個体値をふたつ継承すると、残りのひとつは上限であっても下限であっても打ち消しとなります。

2回目の配合時に性別を入れ替えると、今度は4つまでの個体値を継承させることができます。そして3回目の配合で、ようやく全ての個体値を継承させることができるようになります。

スポンサーリンク

イルルカSPの個体値調整、実際にやってみた

文章だけだと意味不明だと思いますので、あくまの黙示録を使った個体値の調整を実際にやってみました。

今回はキラーマジンガのHP・攻撃・守備の個体値を上限にして、MP・素早さ・かしこさの個体値を下限にします。以降上限は↑下限は↓で表記します。

系統ボーナスの都合上、一部のステータスが若干ズレてますが仕様です。

まずは全ての個体値を0にする

【イルルカSP】個体値厳選の解説とやり方

まずは個体値のリセットです。♂と♀のあくまの書を使ってキラーマジンガの個体値を全て0にします。上記の画像は全ての個体値を0にした時のステータスになります。

今回はスタートです。ちなみにステータス画面は配合で作成するモンスターを選択する画面で確認しています。

個体値調整の配合:1回目

1回目の配合です。配合の確認画面にて、キラーマジンガのHPが↓素早さが↑になる黙示録と配合をします。

【イルルカSP】個体値厳選の解説とやり方

表にしてみるとこんな感じです。

父親黙示録母親マジンガ
HP(6番目に継承)MP(5番目に継承)
攻撃力(4番目に継承)守備力(3番目に継承)
素早さ(2番目に継承)かしこさ(1番目に継承)

1回目なので、2種類までの個体値が継承できる状態です。

全ステータスの個体値を弄るときの注意点ですが、ここでは必ず攻撃力ではなくHPが変動するようにしましょう。理由は次の配合時に記載します。

そして生まれてくる子は♂を選択します。

個体値調整の配合:2回目

2回目の配合です。かしこさ↓守備力↑MP↓の組み合わせの黙示録と配合をします。

【イルルカSP】個体値厳選の解説とやり方
父親マジンガ母親黙示録
HP(6番目に継承)MP(5番目に継承)
攻撃力(4番目に継承)守備力(3番目に継承)
素早さ(2番目に継承)かしこさ(1番目に継承)

2回目なので、4種類までの個体値が継承できる状態です。

注目してほしいのが、HPの継承についてです。先ほど↓だったHPが打ち消されてます。

何故こうなるのかというと、HPの継承が一番最後だからです。

3番目の守備力を↑に、5番目のMPを↓にすると、この時点で4種類の個体値を継承したことになり、6番目のHPは↑も↓もできなくなります。よってHPの個体値は打ち消しとなり、なかった事になります。

最後はポッカリ空いた父親枠を埋めるだけなので、当然子は♀を選択します。

個体値調整の配合:3回目

最後の配合です。素早さが↓攻撃が↑HPが↑になる組み合わせの黙示録と配合をすれば完成になります。

【イルルカSP】個体値厳選の解説とやり方
父親黙示録母親マジンガ
HP(6番目に継承)MP(5番目に継承)
攻撃力(4番目に継承)守備力(3番目に継承)
素早さ(2番目に継承)かしこさ(1番目に継承)

3回目でようやく全ての個体値を変動させることができました。

同じ風にやって失敗する場合は、単に対応した個体値をもつ黙示録が居なかっただけの可能性が高いです。黙示録の個体値はランダムに割り振られているので。。

がんばって黙示録を量産しましょう。

最後に:個体値の補足説明

以上がイルルカの配合による個体値調整の解説とやり方でした。

今回は個体値の調整について解説しましたが、イルルカSPにはそれとは別に配合時の親と祖父母のステータスや系統によってステータスに差が出るという系統ボーナスなんかも存在します。

ただの個体値調整のはずなのに、配合時に一部のステータスが若干ズレていたり、マジンガの攻撃や守備力が妙に高いのはこのせいです。

そんなうっとおしい系統ボーナスについても書こうかと思いましたが、長くなりすぎてしまうのと、あまりにも内容がアレだったので、それはまたの機会にしたいと思います。